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低体温症を克服しました! [術後治療]

寒い、暖かいを繰り返しながら、ようやく春らしくなってきましたね。
ゆこさんのお庭のお花たちも、この一週間で、急成長しています。

低体温症を克服しました!

ゆこさんは、昨年末から、ずっと低体温症で悩んでいました。
平熱が34.7度~35.2度と、どう考えても普通でない状態が長い間続きました。
特にそのせいで、寒さや冷えを強く感じるということはなかったですが、がん細胞は、35度台の低体温が好きらしいとか、低体温は免疫力を低下させるとか、そして何より、低体温だと代謝が悪くなって、太りやすくなるとか、うれしくない話ばかりなので、ずっと、どうにかしたいと考えていました。

そして、この約2か月、自分なりにいろんなことを試してみた結果、4月になり、ようやく体温が36度を超え、最近は36.1-2度で安定してきました。(ヤッター!)

★やってみたこと
1.1日30分の有酸素運動(スリムコンバットという格闘技系のDVDエクササイズ)
2.野菜スープ(人参、大根、ごぼう、しいたけ、たまねぎ、セロり、豆腐+生姜のすりおろし)
3.黒にんにく(青森産のホワイト6片にんにくを熟成したものを毎日1-2片食べました。)
4.Dr.Stuartのデトックス・ティー(コーヒーは体を冷やすので、コーヒー代わりに飲みました。)
5. 植物性乳酸菌飲料(寝る前に飲むと翌朝スッキリ!ただなんか漬物臭い)

この中で、何が一番効いたかというと、「黒にんにく」と「有酸素運動」だったと思います。
黒にんにくは、臭くなくて、甘くて濃厚なドライフルーツのような味わい。食べてすぐに、パワーがわいてくるのが実感できました。ただし欠点は値段が高いことで、一片が100円くらいします。でも下手なサプリよりは断然良いです。抗がん作用もあるらしいです。
有酸素運動は、毎日続けるのは大変ですが、開始して10分頃から、体があったまってきて、そのうち汗がどーっと出てきます。健康な汗をかくのは気持ちいいです。

何事も、継続しないと、成果は簡単には表れてくれないということを実感しました。
なんとなく、納得いかないのは、毎日運動しているのに、ほとんど体重が減らないこと。タモキシフェンの副作用なのか、年をとって代謝が悪くなっているせいなのか・・・。運動すると、おなかが減って、ついつい食べ過ぎてしまうのが、たぶん原因です。


気がついたら、いろんなことが改善していました。

確か、去年の今頃は、ひどいホットフラッシュに悩まされていました。
明け方、いつも決まった時間に、上半身がかーっと熱くなって、汗をびっしょりかいていました。熟睡できず、いつまで、こんな日が続くんだろうと、ノイローゼになりそうでしたが、気がついたら、治っていました。今は漢方薬もサプリも飲んでいません。治ってみると、あれは、なんだったんだろうという感じです。
そして、精神腫瘍科に月一で通い、毎日、服用していた睡眠のためのロゼレムや抗うつ剤のトレドミンも、もう必要なくなり、今、飲んでいるのは、術後のホルモン療法のタモキシフェン(タスオミン)だけになりました。
Everything is getting well ! 毎日、ぐっすり眠れていることが、何より、幸せです・・・。

〇おすすめDVD(★★★)

スリムコンバット.jpg「スリムコンバット」 (レタスクラブムック)
桑崎 寛 (著)
ボクシングや拳法を取り入れた格闘系のエクササイズで、リズムに乗って楽しく有酸素運動ができます。パンチやキックで、ストレス解消にも、バッチリです。
このDVDのプログラムを一本通してやると、90分で8.5キロのジョギングと同じエネルギーの消費量(460キロカロリー)らしいです。



春ですね~ [術後治療]

春ですね~。
今月前半は寒暖の差が激しすぎて、自律神経がついていけない感じでした。
日中は元気ですが、家に帰るとヘトヘトです、でも夜はよく眠れているのでいい傾向かな。

ゆこさんが働く霞が関は、2月末で暖房の運転が終わってしまったため、
オフィスの中は、建物の中なのに、まるで外のようにと~っても寒いです。
職員みんな、寒い!寒い!と言いながら、働いています。(ここは日本ですか?シベリアですか?)

女性にとって冷えは良くないです。省エネも大切ですが、健康の方がもっと大切だと思います。職場環境、改善してほしいです。


1.税務署からのお知らせ

ブログに書いたとおり、2月19日にM税務署に医療費控除の申告に行きましたが、それから約2週間とちょっと経った3月7日に、指定した口座に還付金が振り込まれました。申告通りの金額でした。その日、自宅に税務署から振込のお知らせのハガキが届いていました。

ゆこさんの場合、乳房再建(シリコンインプラントへの入れ替え)に約61万円、術後の補助療法(ホルモン療法)で約13万円かかった他、精神腫瘍科、漢方外来への月一回の通院+薬代に加え、理学療法治療も月1、2回受けて、1年間の医療費の総額が100万円近くもかかってしまったため、こうして所得税が戻ってくるのはありがたいです。ちなみに還付された金額は約16万円でした。所得によって、還付される金額は変わってくると思いますので、ご参考まで。


2.ピーチのその後

ピーチの違和感は、増すばかりです。脇の凹みの部分の皮膚がつぱって、痛くて左腕がまっすぐ上がらなくなってしまいました。また痛いのがいやで、左肩にカバンをかけることができなくなり、買い物のとき不便になりました。
今のところは、月一回、理学療法士さんのところで、傷口周辺の筋肉をじんわりと緩めてもらってしのいでいます。筋肉が固まることが良くないそうなので、寝る前のストレッチも欠かせませんが、ズシリコンバッグのズリッとする感覚が気持ち悪いです。こんなに入れ替え後の違和感がひどいのは、ゆこさんだけなんでしょうか。毎日、そして起きている間中のことなので、ストレスです。

ピーチの脇の凹み部分の神経が敏感な一方で、ニップリンの感覚はいまだにもどっていません。エキスパンダーにお水を入れてもらっていた時、ピーチに太い針を刺しても、痛くもなんともなかったのが不思議でしたが、もしかして、今、ニップリンにあの針を刺しても、同じように痛くないのかも。。。。(コワイけど)


3.涙スイッチ

この季節になると、大阪で卵巣がんと闘っている同期のM野さんのことを思い出します。
今年も年賀状をくれて、今年こそ会いたいねって書いてありました。その後にもらった手紙にも、春になったら東京に帰ってきたいと書いてありました。だから、私は春が来るのを待っていました。

週一回のボイストレーニングのサークルで、みんなでこの曲を歌ったら、涙スイッチが入ってしまって、どんどん涙があふれてきてしまいました。また一緒に目黒川にお花見に行こうねっていったM野さんとの約束を思い出しました。切ないです。ガンナンカキライダ。


「春よ,来い」 by ユーミン (you tubeへのリンク)
http://www.youtube.com/watch?v=kd6P7-DsnVE
http://www.youtube.com/watch?v=sfUAbinfsCA

ぼちぼちがんばっています。 [術後治療]

今日は、ゆこさんの住む横浜も大雪になりました。
明日の朝、交通機関の乱れがありそうで心配です。

おかげさまで、めまいの方は、かなり回復し、普段の生活が送れるようになりました。年明けから仕事もしています。

1.乳がん経験者交流会
 以前、こちらでご案内した1月26日の「BCネットワーク乳がん経験者交流会」は、先日参加者の募集を締め切らせていただきました。約40名の申込みがありました。
 当日は、今回のテーマである乳がんの再発や転移について、参加者の皆さんと一緒に講義を聞いて勉強したり、お互いの治療の体験や日頃感じていることなどについてお話ができるのを楽しみにしています。
 交流会で提供するケーキは、高級メロンで有名な千疋屋さんに決定しました。

2.1年目の検診
 来週、乳がん手術から1年目の検診があります。検査項目はマンモ、エコー、胸部X線と血液検査です。CTや骨シンチとかはやらないようです。
 最近、体調の面で気になるのは、昨年末から続いている「低体温症」です。あいかわらず体温は35度台です。冷え性とは違って、手足はそんなに冷たくはないです。体温が低いと、代謝も落ちて、痩せにくくなると聞いたので、ショックです。


3.その後のピーチ
 最近、寒さのせいなのか、手術の傷と皮膚のひきつれ感が強くなりました。と、同時に中にはいっているシリコンバッグが、「ぐにゅっ」として、とっても気持ちが悪いです。
 シリコンバッグは、やっぱり体にとって「異物」なのだと、つくづく感じます。シリコンが体に馴染むということは、これからも一生ないように思います。
 このひどい違和感は、拘縮の前兆なのかもしれない?ので、次回2月のBSクリニックの定期検診の時に、相談してきたいと思います。


○今日の一曲

EZ DO DANCE by trf
http://www.youtube.com/watch?v=1h98f-lroig

2013年もまだぐるぐる [術後治療]

前回、途中で書くのを中断してしまったため、ご心配をおかけしてしまいました。

結果からいうと、ゆこさんは、大丈夫です。
発症から10日間程は、平衡感覚が回復せず、歩くのもようやくで寝たきりでしたが、めまいと吐き気は、かなり楽になりました。通勤は不可能な状態だったため、約2週間、仕事を休み自宅療養しました。病名は、「前庭神経炎」。初めて聞く病気でした。

☆前庭神経炎とは

  前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)は、片側の耳の前庭神経の機能が急激にほとんど失われてしまう病気です。 前庭神経は、内耳の半規管と耳石器が感知した体のバランスをとるための情報を脳に伝える働きをもっています。そのため、ここが障害されると、ひどいめまいがして、まっすぐ歩くこともできなくなります。

 前庭神経炎では、突然、激しい回転性めまいに襲われ、嘔吐します。ただ、聞こえに関する神経は正常なため、難聴などの聴覚障害は起こりません。
 発病すると、強いめまいが2~3日から1週間も続き、歩けなくなります。数週間でほぼ普通の生活に戻れる人が多いのですが、完全に回復するにはさらに時間がかかります。なかには、強いめまいは治まっても前庭神経の機能が元には戻らない人もいます。

 この病気は、半数ほどが、かぜなどの上気道感染に引き続いて起こります。このことから、前庭神経炎と呼ばれていますが、原因は不明で、実際のところ、障害が炎症によるものなのかどうかは、まだよくわかっていません。患者さんの年代も、若い人からお年寄りまで見られ、男女差も特にありません。

(中略)

 治療は、発病後数日は安静にし、嘔吐を抑える薬を用いるとともに、栄養補給を行います。患者さんの多くは嘔吐がひどく、強いめまいで歩くこともできない状態のため、入院して治療します。<難聴com.より引用>


今週、4日(金)は御用始め(役所の仕事始め)です。また、今月の26日はBCネットワーク主催の経験者交流会(患者会)が予定されていますので、早く元気になりたいです。

今年もよろしくお願いします。

ゆこさんぐるぐる回る。 [術後治療]

先週末から、ゆこさんは風邪をひき、高熱を出して寝込んでしまいました。
職場で風邪が流行していて、ゆこさんの両隣の同僚が風邪で休んでいたので、「うつされちゃったかな。でもまぁいつもの風邪だろう。」と、軽く考えていたのですが、火曜の明け方、大変なことになってしまいました。

まだ空も真っ暗な3時半頃、犬がトイレで騒いでいるので、片づけようと布団から出て立ち上がろうとしたら、地面が、ものすごい勢いで「ぐるぐるん」回っていました。

「何コレ?」
立とうと思っても立ち上がれず、遊園地のコーヒーカップに乗っているみたいです。無理に立ち上がったら、よろけて倒れてしまいました。

「大地震?」
いえ、回っているのはゆこさんでした。そのうち、ひどい車酔いの状態になり、吐き気がしてトイレで胃液を吐きました。

隣に寝ているオットを起こしたら、私の右目は、TVの健康番組の「めまいの特集」で見た「眼振」の状態だったそうです。

「モシカシテ、コレッテ、ノーコーソク?」、
「ワタシ、コノママ、死ヌノ?」、
「タモキシフェンノ副作用デ、脳ニ血栓デキタ?」
「乳ガンノ脳転移?」

パニックになり、ぐるぐる回りながらも、なぜだか頭は変に冷静で、そのあと、自分で119番に電話して救急車を呼びました。

とりあえず、保険証と、財布と、今飲んでいる薬をトートバッグにつめて、パジャマ姿に、カーディガン、ダウンコートをひっかけて、玄関にうずくまって救急車が来るのを待ちました。

そのうちめまいと吐き気はどんどんひどくなり、救急車のサイレンが近づいてくるのが聞こえた時は、ホッとして、気を失いそうになりました。

救急車に乗った後、救命士さんからいろいろ質問をされましたが、過呼吸状態で、何を言っているんだか、わけわからない状態でしたが、ともかく、意識を失ってはいけないと思い、必死に答えていました。

もし脳梗塞の場合は、発症後数時間の処置が命取りと聞いたことがあるので、自宅から一番近い大学病院への搬送をお願いしましたが、そこの担当医がオペ中で受け入れを断られてしまい、「あぁ~。これがTVで見たことがある、救急車の受け入れ拒否の実態なのね・・・・。」

その後、脂汗をかいて苦しみもだえる私に聞くのもどうかと思うんですが、救命士さんにどこの病院にしましょうかと相談されたので、では私が乳がんの手術を受けたS医科大学でとお願いしてみたら、すんなり受け入れていただき、本当にうれしくて涙がでてきました。

「コレデ、助カルカモ・・・」

ゆこさんが、救急車に乗ったのは、人生初めての経験でした。それは、まさに救命病棟24時の世界でした。

(ピーポーピーポー)

<長期間のPC作業困難のため、次回に続く>


☆今日のyou tube

ぐるぐる回っている時、なぜかこの歌が頭の中をリフレインしていました。
「地球はまわる、君をのせて~」

君をのせて by 井上あずみ
http://www.youtube.com/watch?v=Vju_uKL3TsM

気持ち良く目覚めた朝 [術後治療]

今日は、ものすご~く久しぶりに、気持ち良く目が覚めました。

窓から、お日様の光がやさしく差し込んできて、
ふっと横を向いたら、愛犬のあかりが、
私の枕に頭をのっけて、天使のような寝顔で一緒に寝ていました。

「幸せ」って、こういうことなのかも。

ここしばらく、良い睡眠がとれなくて、
寝ても、寝ても、疲れが全然とれず、
毎朝、敷き布団に背中がくっついちゃったみたいに、
なかなか起きれなくて、しんどい思いをしていたのに、
今朝は、やさしい気持ちで、すーっと目が覚めました。

ずっと、こんな朝が来るのを待っていたような気がします。

「やさしい気持ちで 目覚めた朝は
大人になっても 奇蹟は起こるよ」(by ユーミン)

ゆこさんにも、何かいいことあるといいなぁ・・・。
あいかわらず、ゆこさんを悩ませ続ける様々な身体の不調も、少しずつでいいから、ある日突然、こんなふうに、す~っと自然に消えてくれるとうれしいんだけれど。

思い当たることといえば・・・・・・。

ゆこさんは、ここ数週間、疲労回復効果があるという噂の
「イミダゾールジペプチド」というサプリを飲んでいます。
雑誌「an・an」のカラダに良いモノ大賞で準グランプリになっていて、
そんなに期待はしないで飲み始めたんですが、
最近ロゼレムなしでも眠れているし、睡眠中のひんやり足先の冷えも気にならなくなっているので、
効いているのかもしれないです。
しばらく続けてみます。

☆イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)
注目されている食品素材で、ヒトや動物の骨格筋に存在するアミノ酸結合体です。長時間、翼を動かし続ける渡り鳥の筋肉中に高濃度に含まれ、食肉においては鳥胸肉が牛肉や豚肉に比べて2~3倍も豊富に含んでいることが知られています。(日本予防医薬 アミドペプチドの
商品説明より引用)
 
☆今日のYou tube 

やさしさに包まれたなら by 荒井由実
http://www.youtube.com/watch?v=wux6-7hg8uc

このごろゆこさん [術後治療]

最近のゆこさんは、調子がいいんだか、悪いんだか、わからないです。
ホットフラッシュはあいかわらずですが、気温が低くなったおかげで、もう汗をかくこともなく、むしろ適度に暖かくていい感じなので、以前より、活動的になりました。また、夜も寝つきがよくなり、ロゼレム(睡眠導入剤)も、じきに卒業できるかも・・・。

でも、なぜか体温がオソロし~く低いんです。

今、心配なのは低体温症です。朝、体温を計ると35.2度とかで35度台前半しかなく、夜お風呂に入ってあったまったと思って計っても、たったの35.7度。ちょっと寒い、暖房ほしいと思ったら、驚きの34.7度です。上半身は火照って熱いのに、足はヒンヤリ冷たくて、どうにかしたいです。

そこで、昨日、漢方外来に通院して、身体をあたためる「生姜」(しょうが)が入っている処方にしてもらいました。原因は更年期障害にみられる自律神経の乱れでしょうと漢方の先生は言ってました。

☆生姜(ショウキョウ)
生姜(ショウキョウ)は体を温める効果があり、発汗を促し、血液の循環も良くなります。また、鎮咳作用(せきをとめる作用)、去痰作用(たんを取り除く作用)があるので、風邪薬の成分として処方されます。また、うつの症状の患者には、体温が低い方が多く、体を温めることが必要です。生姜(ショウキョウ)は、「気を開く」といわれ、精神不安定であるうつの症状をよくする作用があります。
(漢方薬の基礎知識~漢方薬で病気予防・病気治療のHPより引用)


子宮がん検診を受けました。

ゆこさんの職場は、ありがたいことに健康診断のメニューが充実しています。毎年春に、人間ドックの一日コースと同内容の健康診断ができる他、毎年秋に、乳がんと子宮がんの婦人科検診も任意で受けられます。

ただし、乳がんの場合は、エコー&触診か、マンモ&触診の選択になっていて、マンモとエコーを両方やりたい場合は、追加費用がかかります。ゆこさんは、若い頃はエコーでしたが、40歳過ぎたらマンモがいいと聞き、何の疑いもなく毎年マンモを受けていたのですが、結果として、私のがんはマンモでは発見できなかったので、エコーもやっておけば良かったと悔やまれます。友人には、自分の経験から、両方受けるように勧めています。

子宮がん検診については、頚がんだけが対象で、体がん検診を受ける場合は、やはり追加費用がかかります。ゆこさんは、ホルモン療法中は、体がんのリスクが上がると聞いているので、今回は3,150円の追加で、頚がんと体がん、両方の検査をしてもらいました。

子宮がん検診は何回受けても、いや~な検査ですが、1年に1回、女に生まれたからには、我慢するしかありません。検査器具が入るときに、ヒンヤリしましたが幸い、全然痛くなかったです。それにしても、あの検査の椅子と検査のポーズはどうにかならないものでしょうか。検体をとった後、エコーで子宮内部も見せてもらいましたが、心配していた前からあった筋腫も去年と比べ、大きくも多くもなっていなくて、内膜も正常な厚さだと聞いて、安心しました。


術後1年目のお祝いをしました。

昨年10月20日に乳がんの摘出手術をして1年がたったので、偶然、同じ日に同じ大学病院で乳がんの手術を受けたY子ちゃんと、K子ちゃんと、術後1年目のお祝いのランチをしました。関節が痛いとか、腕が上がりにくいとか、それぞれどこかに不調はあるものの、こうして無事に3人そろって術後一年目を迎えられ、おいしいご飯を楽しく一緒に食べられることを、心から感謝しました。


このごろピーチ

ある日、ピーチの声が聞こえてきました。「このままじゃいやだ・・・。助けてよ。」って。
ゆこさんは、このところ、ずっと、ピーチのことをわざと、考えないように、そして見ないようにしていました。お風呂に入っても鏡は見ないで、さっさっさっと泡をつけて洗って、じゃーっと流して、ぱぱっと拭いて、急いで服を着て、ピーチの姿を見るとどうにも切なくなるので、ピーチから逃げていました。

このまま(脇が凹んだまんま)でいいのか、やっぱり、どうにか(脂肪注入)するのか。自分の体のことだから、自分で決めなくてはいけないのはわかっているけど、新たに体に傷をつける恐怖や、うまくいかなかった場合の不安・・・・。ごめんねピーチ。考えると混乱してしまって、現実逃避してしまうゆこさんを許して・・・・。


☆今日の一曲

Bryan Adams - Please Forgive Me
http://www.youtube.com/watch?v=9EHAo6rEuas

でも一番好きなのはこの曲
Bryan Adams - I Do It For You
http://www.youtube.com/watch?v=ZGoWtY_h4xo&feature=relmfu

再発の不安を乗り越えるために・・・ [術後治療]

乳がんは、手術や初期の治療が終わって、5年、10年以上してからでも再発(転移)することもあるため、乳がん経験者は、長い間、不安を抱えて暮らしていかなければなりません。

もうすぐ乳がん2年生になるゆこさんですが、何が一番不安かといわれれば、やはり再発と転移です。
初発の乳がん発見・告知の時も、相当なショックとストレスでしたが、再発、特に転移の時は、
「死」というものが、一層現実的なものとして、わが身にぐっと近づいてくるような気がします。

何より切ないのは、再発・転移のメカニズムにはいまだに不明な点も多く、また医学の進歩にもかかわらず、遠隔転移の場合、根治は望めないという残酷な事実です。

「遠隔転移の場合は、がんの治癒を目指すのではなく、がんの進行を抑えたり、症状を和らげたりしてQOL(生活の質)を保ちながら、がんと共存する治療を行います。」(2012年乳がん診療ガイドラインより引用)

「もし、再発・転移がみつかったら・・・・」
もちろん治療については、信頼おける主治医にお任せするとしても、つらい現実を受け入れて、不安や恐怖にたち向かう勇気を持てるよう、自分を強くしてくれるのは、「正しい知識」と、「支え合う仲間」だと、ゆこさんは思います。

そこで、ゆこさんは、来年1月末、東京で開催するBCネットワーク主催のイベントで、再発・転移をテーマとした乳がん経験者の交流会を企画することにしました。乳がん専門医もお招きし、和やかな雰囲気の中で、乳がん経験者がともに「学び合い」、「語り合い」、「支え合う」そんな機会を提供したいと考えています。

このブログをご覧いただいている乳がん経験者の方で、こんなイベントならでてみたいとか、こんな話を聞いてみたい等々、ご要望がありましたら、お聞かせいただければ助かります。そして、ぜひイベントへのご参加もご検討くださいね。

☆日本乳癌学会編のガイドラインが今年からネットで読めるようになりました。

患者さんのための乳がん診療ガイドライン(2012年版)
http://jbcsfpguideline.jp/

自分がいま、どの立場にいるかが一目で分かる「マインドマップ」が便利です。

☆がんナビ掲載のガイドラインに関するレポート

乳がん患者向けガイドライン作成小委員会委員長 大野真司氏に聞く
「患者さん自らの意思決定にガイドラインを役立ててほしい」(日経BP社HPへのリンク)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201208/526415.html

秋になっても、やっぱりホットです。 [術後治療]

ここ一週間で、ちょっとだけ、秋らしくなりましたね。
オフィスではもうクーラー切られてしまいましたが、午後になると蒸し蒸しするので、机の上ではUSBで動く小型扇風機が活躍しています。

ホットフラッシュと漢方

最近、ホットフラッシュが悪化しています。おまけに、夜中にトイレに、1-2回起きるようになりました。体温はあいかわらず35度台で、明け方、上半身はのぼせてホカホカなのに、手足はひんやり南極のように冷たいです。ゆこさんは、この秋、おばーちゃんになってしまったみたいです。

毎月一回、職場のそばの虎ノ門にある漢方外来に通って、専門の先生に、その時の症状にあわせて煎じ薬を処方してもらっています。この1カ月は、更年期症状に効果があるポピュラーな「桂枝茯苓丸」と「加味逍遥散」にがん再発予防の「カワラダケ+紫根」で、ゆこさん仕様のスペシャルブレンドを飲んでいました(色も味も匂いもすごいです・・・。)が、残念ながら。ホットフラッシュにバイバイできませんでした。

そこで、今回から、カラダを冷やす作用がある「黄連解毒湯」を頓服として飲むことにしました。名前に「毒」という字が入っている珍しいお薬です。汗をかきたくない時に飲むと、即効性があるそうで、外出先にも持ち歩けるようにツムラのエキス剤にしてもらいました。先生が、「かなり苦いけど、がまんして飲んでね~」と言っていましたが、飲んでみたら意外と平気で、さわやかな苦みでした。これまで、何回も処方を変えてもらって、ずっとだめだったので、今度こそ効いてほしいです。

○黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめる働きがあります。体力がある人で、のぼせ気味、また血圧が高めの人に向いています。具体的には、のぼせ、ほてり、イライラ感、不眠、動悸、胃炎、鼻血などの出血、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり・めまい・耳鳴りなどに適応します。 (おくすり110番のHPから引用)


医療費がけっこう大変です

漢方のお薬代は診察・処方料も含めてひと月、約7,500円です。他に、不眠と抑うつでロゼレムとトレドミンを処方してもらうため精神腫瘍科にも通っていて、そちらは、約4,500円。あと、理学療法士さんのところで全身マッサージしてもらって、一回8,000円で、1か月にかかる医療費は約2万円です。

大学病院の乳がんの定期検診は、3か月1回ですが、毎回リュープリン注射とタスオミンで3万円ちょっとかかります。あと、1年に1回、検査があると思います。

とすると、年間のゆこさんの医療費は40万円くらいかな。そのくらいあったら、ヨーロッパ旅行に行けちゃいますね。今年は、再建手術もしたので、トータルの年間医療費が100万円近くになりそうなので、医療費控除してみようと思います。(計算めんどくさそう。)


☆今日の一曲(You tubeへのリンク)

ゆこさんは毎週金曜の昼休み、職場のボイストレーニングのサークルに参加しています。
歌う曲は、ポップス、クラシック、ゴスペル、ボサノバ、民謡、なんでもありです。
大きい声を出して歌うのは、免疫力が上がって、健康にも良いらしいです。

最近、練習しているこの曲は、歌うたびに心が浄化されていくような気がします。いろいろなアーティストがこの曲を歌っていますが、ナターシャさんの透き通った声が、特に素晴らしいです。

AVE MARIA by Nataliya Gudziy
http://www.youtube.com/watch?v=ZVxXXq72K3Y

3連休も終わりです。 [術後治療]

9月になったら、急に仕事が忙しくなりました。
机に座っている間、息つく暇もなく、一つの案件が片づくと、すぐに次の依頼が入ってくるという感じ。そして、そんな多忙な時期に、頼りの部下が体調を崩してしまい、しばらくお休みすることになり、仕事量は倍増です。うーん。ツライ。。。でも、がんばるしかありません。

そんなわけで、9月になってもゆこさんはあいかわらず、ヘトヘト。ホットフラッシュも悪化しました。せめて、日中、涼しくなってくれたらいいのだけれど。「もうだめかも・・・」と弱気になりかけた時、タイミング良くこの3連休はありがたかったです。

来年のイベントのこと

9月になったら、仕事以外で、やろうと思っていたことが、いろいろありましたが、暑さと忙しさを言い訳に、何も実行できないうちに、9月も前半が終わってしまいました。でも、できなかったんだからしょうがない。まだ、半分残っていると思い直して、これからがんばります。

まず一番に、やらなければいけないのは、来年のBCネットワークの乳がん関係イベントの企画です。ニューヨークのYamamoto代表からは、すでに、いくつかアイデアをいただいていて、開催時期の調整や、協力者探しを徐々に始めているところですが、肝心の開催テーマについては、考えがまとまっていません。乳がん患者やサバイバー、そしてその家族の方々が、今、聞きたい話って何なのでしょう。今週から、じっくり考えます。


◎おすすめ動画
(日経BP社「がんナビ」へのリンクです。撮影協力は静岡県立静岡がんセンターです。)

さっそく、情報収集と思い、久しぶりに日経BPのがんナビのサイトを見てみたら、興味深い動画が掲載されていました。乳がんが疑われた時、画像診断や生検等、いろんな検査を受けることになりますが、初めての検査のときは、誰でも不安でいっぱいだと思います。
でも、事前に、どんな方法の検査なのかわかれば、検査前の不安も軽減できると思いますので、こうした動画の提供はありがたいですね。
(コアニードル生検とマンモトーム生検の動画は、見たらかえってコワくなるかもしれませんので、ゆこさんのようにビビりの方はご注意ください。)

動画で学ぶコアニードル生検
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201209/526452.html

動画で学ぶマンモグラフィ
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201208/526451.html

動画で学ぶMRI撮影
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201206/524385.html

動画で学ぶステレオガイド下マンモトーム生検
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201209/526453.html

動画で学ぶPET撮影
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201206/524387.html

動画で学ぶRI(骨シンチ検査)撮影
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201206/524386.html

◎ 穿刺吸引細胞診、乳腺超音波検査についても順次掲載されるようです。


☆久しぶりのYou tubeで歌を聞きたくなりました。

Septemberといえば・・・・。

Earth, Wind & Fire
http://www.youtube.com/watch?v=CxOvaYcsfYo

竹内まりや
http://www.youtube.com/watch?v=5SQyO0xxLh8

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