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タウンホールミーティング@聖路加のご案内 [お知らせ]

ゆこさんが活動に参加するBCネットワークの
第4回乳がんタウンホールミーティング@聖路加のご案内です。
現在、参加者募集集中ですので、 ぜひ、ご検討をお願いします。

今年は聖路加病院の山内照夫先生・英子先生ご夫妻と虎の門病院の高野先生に、
最新の乳がん検査法や抗がん剤治療について、ご講義をいただきます。
やさしくてハート♡があり、乳がん治療に情熱的に取り組んでいる
すばらしい先生方で、私も今から楽しみにしています。

会場は、東京メトロ日比谷線築地駅より徒歩3分です。
ランチやお帰りの時に、近くの築地市場やや銀座に足を延ばして
ショッピングやお食事をしたら、夏休みの楽しい思い出になると思います。

では、会場で皆さまにお目にかかれるのを楽しみにしています。
私は当日は舞台の下、左側で舞台の進行管理をしていますので、ぜひお声をかけてくださいね!

<開催概要>
会合名:第4回タウンホールミーティング@聖路加
日時 2014年8月23日(土)13:00 - 16:30
場所 聖路加国際大学 アリスホール (東京都中央区明石町9-1)
東京メトロ日比谷線築地駅より徒歩3分

プログラム 
講義1「チェックしてみたい検査法!~ひとりひとりに最適な乳がん治療を目指して~」
山内英子先生(聖路加国際病院 ブレストセンター長)

講義2「診療科紹介:腫瘍内科 ~がん診療における役割~」
山内照夫先生(聖路加国際病院 腫瘍内科部長)

講義3「もっと知りたい乳がん薬物療法 ~抗がん剤論争を超えて、治療の意味を考える~」
高野利実先生(虎ノ門病院 臨床腫瘍科部長)

聴衆参加型ディスカッション
司会 仲本光一医務官(外務省診療所所長)
参加者の皆さんからの質問に先生方が答えてくださいます。

リンパ浮腫ケア (リンパ浮腫対策委員会 大木麻梨子氏)
患者さんのためのネイルケア(ヘアスタイリスト 上野修正氏)
医療用ウィッグとメイクアップのショー(協力 アデランス)
           
定員 250名
参加費: 1.000円

<申込み>BCネットワークのホームページから
http://bcnetwork.org/cn112/pg945.html

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乳がん経験者交流会の再度のご案内 [お知らせ]

ゆこさんが活動に参加するBCネットワークの
第4回乳がん経験者交流会の開催日が近づいてきました。

現在、参加者募集集中ですので、申込がお済みでない方は
ぜひ、ご検討をお願いします。

会場は、JR東京駅、徒歩一分でアクセス抜群です。
オープンして話題になった「KITTE」の商業施設も隣接していますので、
参加したついでに、ショッピングやお食事するのも楽しいかも!

皆さまにお目にかかれるのを楽しみにしています。

<開催概要>
会合名:第4回乳がん経験者交流会@丸の内
テーマ:正しい知識を伝えたい:遺伝性乳がん・卵巣がん 
    ~皆で学び合い、語り合いませんか~
日 時:2014年1月25日(土)13:30-16:00
場 所:コニカミノルタ会議室 JPタワー内(JR東京駅徒歩1分)
対象者:乳がん・卵巣がんの経験者、患者さん、その家族の方
定 員:80名
参加費:1,500円 
内 容:ナビゲーター 土井卓子先生(かまくら乳がんセンター長)
【第一部】講義
「遺伝子検査と予防的治療について」
 津川浩一郎先生(聖マリアンナ医科大学病院 乳腺・内分泌外科部長)
「遺伝カウンセリングについて」
 田村智英子先生(日米認定遺伝カウンセラー、胎児クリニック東京)
【第二部】交流会
 お茶とお菓子をいただきながら講師の先生を交えて楽しく意見交換

<参加の申し込み>
BCネットワークのホームページからお願いします。
http://bcnetwork.org/cn101/pg956.html


しずく型インプラントが保険適用になりました。 [乳房再建]

いよいよ、しずく型のシリコンインプラントへの保険適用が決定になりました。

発売は2014年1月8日の予定で、同時に保険適用が開始されるとのこと。
(発売日は変更の可能性もあるそうです。)

☆詳しくは以下のページを参照下さい。

アラガン社のプレスリリース(2013年11月29日)
http://www.jbcs.gr.jp/News/20131203/410PressRelease.pdf

オンコプラスチックサージャリー学会からのお知らせ(2013年12月3日)
http://jopbs.umin.jp/pdf/20131203.pdf



BCネットワーク「第4回乳がん経験者交流会@丸の内」の開催のご案内 [お知らせ]

ごぶさたしています。皆さんお元気でしたか?
ゆこさんはあいかわらず、副作用なんだか加齢のせいなのか、よくわからない体の不調に悩まされていますが、ぼちぼち、元気にがんばっています。
最近、長年のあこがれのポールマッカートニーに東京ドームで会えたので、かなり幸せです・・・。

さて、ゆこさんが活動しているNPOのBCネットワークが来年一月に東京丸の内で患者会を開催します。今回は、ご協力いただく先生方が、私の尊敬する先生ばかりで、ともかく素晴らしいです。(スンバラバン~)テーマは、最近話題になっている、気になる遺伝性乳がん・卵巣がんについてと、ちょっと難しそうですが、私たち患者・経験者向けにわかりやすく説明いただきますので、じっくり学べるチャンスです。講義の後はおいしいお茶とお菓子でほっこりいたしましょう。

<開催概要>
会合名:第4回乳がん経験者交流会@丸の内
テーマ:正しい知識を伝えたい:遺伝性乳がん・卵巣がん 
    ~皆で学び合い、語り合いませんか~
日 時:2014年1月25日(土)13:30-16:00
場 所:コニカミノルタ会議室 JPタワー内(JR東京駅徒歩1分)
対象者:乳がん・卵巣がんの経験者、患者さん
定 員:80名
参加費:2,000円 
内 容:ナビゲーター 土井卓子先生(かまくら乳がんセンター長)
【第一部】講義
「遺伝子検査と予防的治療について」
 津川浩一郎先生(聖マリアンナ医科大学病院 乳腺・内分泌外科部長)
「遺伝カウンセリングについて」
 田村智英子先生(日米認定遺伝カウンセラー、胎児クリニック東京)
【第二部】交流会
 お茶とお菓子をいただきながら講師の先生を交えて楽しく意見交換

<参加の申し込み>
BCネットワークのホームページからお願いします。
http://bcnetwork.org/cn101/pg956.html

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乳がんタウンホールミーティングまであと4週間です。 [お知らせ]

乳がんタウンホールミーティング@大阪の開催まであと4週間弱となりました。

実は、昨年の東京での開催のときに比べて参加の申し込み状況が、伸び悩んでします。毎日、少しずつは増えていますが、来週の3連休がひとつの山だと思うので、各方面に広報活動をしています。

このブログをご覧の関西方面にお住いの皆様。ぜひ、8月3日は大阪市にある大阪医療センターにお出かけください。

プレス告知用にチラシを作成しました。今回は職場のプロフェッショナルな同僚に協力してもらい、ちょっとかわいくて、ステキなちらしが完成しました。

参加者のみなさんが、学び合い、語り合い、支え合えるような、ハートがいっぱいの暖かいイベントの開催を目指して、準備がんばりますので、ぜひ、ご参加を検討下さい!

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BCネットワーク「第3回乳がんタウンホールミーティング@大阪」の開催のご案内 [お知らせ]

ゆこさんが活動しているBCネットワークが8月に開催する「第3回乳がんタウンホールミーティング@大阪」の参加者募集が始まりました。開催の概要、申込先の情報は以下のとおりです。

今回初めての大阪での開催になります。大阪方面にお住いの方、ぜひご参加を検討下さい。
なんと参加者全員に、デトックス効果があるヒマラヤのバスソルト(6千円)のプレゼントがありますよ!

また、山崎多賀子さんが講師とメイクを担当する「医療ウィッグとメイクアップのショー」では、当日、参加者の中からモデルになって下さる乳がん患者さん経験者さんを3名募集します。山崎さんに綺麗にメイクしてもらうチャンスです!希望の方は、当日受付でお知らせください。

★第3回乳がんタウンホールミーテイング@大阪 「乳がん治療最前線 ~最新治療法の事、治療後の検診の事、こころのケアーの事~」

日時:2013年8月3日(土)13:00~16:00

場所:国立病院機構 大阪医療センター 緊急災害医療棟 3階 講堂(大阪市中央区)

プログラム:
講演1「乳がん治療最前線」
増田慎三氏(大阪医療センター 外科 医長、乳腺外科 科長)

講演2「乳がん治療後、通院中に注意したい事」
山口正秀氏(松下記念病院 乳腺内分泌科 部長)

講演3「がんが及ぼす心への影響」
谷向仁氏(大阪大学医学部附属病院 オンコロジーセンター 精神科 医師)

参加者型ディスカッション
モデレーター:仲本光一氏(外務省 医務官、ジャムズネット 東京代表理事)
増田慎三氏(大阪医療センター 外科 医長、乳腺外科 科長)
山口正秀氏(松下記念病院 乳腺内分泌科 部長)
谷向仁氏(大阪大学医学部附属病院 オンコロジーセンター 精神科 医師)
吉田常孝氏(外務省 医務官、精神科 医師) 
増田紘子氏(大阪医療センター 外科・乳腺外科 医師)         
関根友実氏(フリーアナウンサー、臨床士)
山本眞基子氏(Young Japanese Breast Cancer Network代表、乳がん患者) 

「医療ウイッグとメイクアップ講演と実演ショー」
メイクアップ・講演:山崎多賀子氏(美容ジャーナリスト、乳がん経験者)

参加費:500円

イベントの詳細についてはこちら

参加の申し込みはこちら


★ヒルルさんのブログで紹介していただきました。なんか楽しそうでしよ!?
http://www.hiruru.net/henshu/2013/06/bcnetwork-osaka-20130803.html



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乳房再建保険適用への道(その2)~いよいよ7月からインプラントによる再建に保険が適用になります。 [乳房再建]

前回、保険が適用になる時期は、いつになるやら・・・と書きましたが、
厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)が、6月12日、乳がんの全摘手術後の乳房再建に使う人工乳房への保険適用を承認しました。適用されるのは7月からです。

1.保険が適用になる中医協が公開した医療機器のリストです。
シリコンインプラントとエキスパンダーの情報が掲載されています。

資料名:「医療機器の保険適用について(平成25年7月収載予定)」
中央社会保険医療協議会 総会 (第243回)資料 (平成25年6月12日付)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000033s56-att/2r98520000033s92.pdf

2.関連新聞記事
以下の朝日と日経の記事を読むとだいたいのことがわかります。

(参考)朝日(6/12付)
http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY201306120258.html

人工乳房に公的保険適用 患者の費用負担、大幅減
【大岩ゆり】乳がん患者が乳房を切除した後、乳房再建に必要な人工乳房や関連手術に公的医療保険が使えるようになる。厚生労働省の中央社会保険医療協議会が 12日、了承した。これまで自己負担で100万円以上かかっていたが、7月以降、大幅に軽減される。

対象は、乳がんで乳房内の乳腺を全摘した患者。毎年約6万人が新たに乳がんになり、約4割が乳房を全摘している。

これまでの乳房再建では、自分の腹部や背中の皮膚や脂肪を移植する方法しか保険が使えなかった。この手法は、体の健康な部分を切らなければなら ず、傷痕が残るという欠点もあった。

新たに保険適用される乳房再建術は、がんの切除後、まず皮膚の下に器具を入れて、周囲の皮膚や筋肉などを膨らませ、数カ月後にシリコーンでできた 人工乳房を入れる。

今回、米系医薬品会社アラガン・ジャパン(東京都)の人工乳房などに保険が適用され、手術や麻酔などの関連費用すべてに保険が使えるようになる。 高額療養費制度も使えるようになり、負担額は従来の1~2割程度になる見通しだ。

ただし、今回認められた人工乳房は円形のもので、実際の乳房に形がより近い、後発の「しずく形」はまだ製造販売の承認申請中で、今回の保険適用の 対象外 だ。乳がん患者1千人以上の乳房再建を手がけてきた、がん研有明病院の沢泉雅之形成外科部長によると、自費診療の乳房再建では、9割以上の女性 が、しずく 形を選ぶという。

沢泉さんは「人工乳房への保険適用は、女性にとって乳房がいかに大切かが、公的に認められたということで意義は大きい。しずく形も、早く承認して 欲しい」と話している。

米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが受けたような、遺伝性乳がんの予防切除後の乳房再建や、美容目的の手術には保険は使えない。

日経(6/12付)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1203Y_S3A610C1CR8000/

人工乳房に保険適用 7月から、乳がんで全摘出対象
厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は12日、乳がんの全摘手術後の乳房再建に使う人工乳房への保険適用を承認した。国内では初めて で、7月から適用が始まる。乳がん患者は増加傾向が続いているが、乳房を切除した後の人工乳房による再建は自費診療だった。保険適用になると原則 3割の自己負担で済み、普及を後押ししそうだ。

中医協が保険適用を承認したのは、米国の医薬品・医療機器メーカーの日本法人、アラガン・ジャパン(東京・渋谷)の人工乳房と、人工乳房を体内に 入れる際に皮膚を伸ばすのに使う皮膚組織の拡張器。価格はそれぞれ6万9400円、3万2100円で、患者の自己負担は3割となる。

アラガン社によると、従来乳房再建を行う患者は、並行輸入された人工乳房や皮膚組織拡張器の費用のほか診療費や入院料など含め、全体で70 万~90万円ほどかかるコストを自費でまかなっていた。これらの費用も公的医療保険でカバーされるため、患者負担は3分の1程度に大幅に軽減され ることになる。高額な医療費を一定額に抑える高額療養費制度も活用すれば、負担はさらに少なくなる。

乳がんは女性のがんと診断される部位別でトップ。年間の新規患者数は推計で6万人程度まで増加している。乳がんはホルモンの影響のほか、出産歴が ないことや初産年齢が遅いこと、飲酒などがリスク要因と指摘される。早期発見できれば生存率が高い。乳房切除による治療も選択肢としてとられる。

今回の人工乳房などへの保険適用は、乳がんが見つかり乳房を全摘出した後の再建術に限られる。米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが実施したこ とで話題となった、予防のための乳房切除には適用されない。

乳房再建ではこれまで、患者自身の腹部の脂肪などを移植して使う「自家再建」は保険適用が認められていた。今回、人工乳房も保険適用が承認された のは、乳がん治療によって失われたものを元の形に戻すことから「治療の一環としてとらえられ、美容整形目的とは異なる」(厚労省)と判断されたた めだ。

自家再建は自然な温かみがあるなどのメリットの一方、健康な体の部分を傷つけ負担が大きいデメリットがある。人工乳房は体を余分に傷つける必要が なく、自然な形を作りやすい半面、シリコーン素材が冷たく感じられるなどの違和感を覚える人もいる。

人工乳房には保険がきかず費用負担が大きいのも欠点だったが、今回の保険適用でハードルが低くなる。アラガン社は、今回の対象品より形状や材質が 自然に近い新型の人工乳房も、医療機器として承認申請中。今後乳がん治療の選択肢がより広がる可能性がある。


最近、FBの方で情報発信がメインになってしまったため、こちらのブログの方がなかなか更新できなくなってしまいました。(反省)

乳房再建保険適用への道(その1) [乳房再建]

確か今年の4月(頃)から、インプラントによる乳房再建にいよいよ保険が適用になるという話だったと思いますが、その後、すっかり話を聞かなくなりましたね。

保険が適用になることを見込んで、エキスパンダー挿入やシリコンインプラント入れ替えの手術のタイミングを待っている方も多いことと思います。
今回のスケジュールの遅れは、厚生労働省とメーカーとの間の価格交渉がうまくいっていないことが原因と聞いたことがありますが、定かではありません。

また、どこを調べたら最新&確実な情報が得られるのか、わからない状況ですが、
現時点で、私が入手した情報等を、整理してみました。

1.保険適用の時期
  未定。
  (早くても今年の秋以降という噂)

2.保険が適用になる病院
  基準に従って認証を受けられた病院に限られる。
  病院名は、日本オンコプラスチィックサージャリー学会のホームページ上で告知される予定。

 ・エキスパンダーの挿入
   一次再建の場合
    上記学会の講習を受けた常勤の乳腺外科専門医が所属する病院で、
    同じく講習を受けた形成外科医と連携して手術する病院
   二次再建の場合
    形成外科専門医が常勤している病院で、
    乳癌の経過観察を行う乳腺外科医と協力体制がとれている病院。
 ・シリコンインプラント入れ替え
    形成外科医専門医が常勤する病院。

3.保険が適用になる医療機器
 ・皮膚拡張器(ティッシュエキスパンダー)
  ナトレル133ティッシュエキスパンダー
  テクスチャードのアナトミカルタイプ
  注入ポート一体型
 ・ゲル充填人工乳房(ブレスト・インプラント)
  ナトレルブレストインプラント
  テクスチャードとスムースの2種類
  インプラントの内容物は、コヒーシブタイプとは異なる。

<参考>
 ・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
 http://jopbs.umin.jp/
 ・エキスパンダーとインプラントの使用要件基準(ガイドライン)
 http://jopbs.umin.jp/guide.html
 ・2012年8月29日 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会議事録
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002rbsv.html

素人の私でも違和感を感じるのは、エキスパンダーの形がアナトミカルタイプなのに、インプラントはラウンドタイプのみという点。(日本人にはお椀型は向いていないし、悲しいかな年齢とともに胸は下垂するので、その場合左右の対称性をとるのがむずかしいと思います。)
そしてシリコンの中身が、現在、最も優れているといわれているコヒーシブではないことです。(破損や中身の漏れが心配です。)

それならば、いいとこどりで、エキスパンダーは保険適用のものを使い、シリコンは自費でコヒーシブやアナトミカルタイプにしようと考える人もいるかもしれません。しかし、エキスパンダーの保険適用には、『一連の手術につき』という注意書きがあり、エキスパンダー挿入からシリコンインプラントの入れ替えまでが「一連の手術」とみなすために、シリコン入れ替えを自費にすると、この場合は「混合診療」と見なされ、エキスパンダー挿入も含めて、全てが自費になってしまうみたいなんです。(えーっ!)

今回の保険適用の決定は、乳房再建を望む患者さんや関係する医療者の方々にとっても大きな前進だと思いますが、いざ実現の段階になって、いろんなことがよくわからない&中途半端な感じで、残念です。見た目の綺麗さはもちろん、安全、安心で、手術を受けるみんなが幸せになれるような乳房再建が実現するよう希望します。

私も、将来、シリコンの入れ替えを考えなければいけない時がくるかもしれないので、その時、希望するシリコンインプラントが保険適用になってくれていればうれしいですが、現状では、あまり期待はできそうにないです。
引き続き、本件についてはフォローしていきたいと思います。


*今回の記事は自分の頭の整理のために、主にネットで得た情報をまとめたものですが、事実の認識に間違い等ある可能性があります。もしお気づきの点等がありましたら、コメント欄にお知らせいただければ幸いです。


★今日のyou tube

瑠璃色の地球 by 松田聖子
http://www.youtube.com/watch?v=KmLgnoczxVY

悩んだ日もある 哀しみに
くじけそうな時も
あなたがそこにいたから
生きて来られた

朝陽が水平線から
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球




ステキな季節の到来 [雑感]

気がつけば、気候もさわやか。
暑~い夏が来る前に、紫外線&日焼けはNGですが、半袖のシャツを着て、外に出て、お日様の光とさわやかな風を感じながら、ステキな季節を存分に楽しみたいですね。

このゴールデンウィーク、悲しい出来事もありました。
役所に出勤しても、もうM野さんはここには帰ってこないんだと思うと、切ない気持ちになりますが、彼女と一緒に過ごした楽しかったときが、少しずつ、やさしい思い出に変わって行ってくれることを願っています。

1.定期健診(4月22日)

ちょっと時間がたってしまいましたが、4月22日、大学病院で3か月に1回の定期健診を受けてきました。前回1月、術後1年目のエコー検査で、健側の右胸(アップルん)に、数ミリの「のう胞」が認められたため、それががんの可能性があるかどうか、判定してもらうため、再度エコー検査を受けました。

エコー検査は痛くもなんともないし、被爆の心配もないので、肉体的には苦痛はない検査ですが、時々、技師さんの手が止まり、その箇所を入念にチェックしたり、記録しているような場合、「もしや、疑わしいものが写っているの?」と、ビクビクしてしまいます。

特にゆこさんの場合、約1年半前、乳がんの告知を受けた乳腺クリニックで、エコーと細胞診の結果、良性の「のう胞」と診断されていたものが、大学病院転院後の術前のMRI検査で、6.9センチに伸展した「非浸潤がん」と診断され、その結果、手術方法も乳房温存から全摘へと変わり、大ショックを受けたという「トラウマ」があります。そのため、同じようなことが、もう一方の胸にも起こるかもしれないという不安から、おそらく一生逃れることができないと思います。

前回の検査以来この3か月の間、もし検査の結果が悪性だったら、たとえそれが早期の小さいものであっても、将来の再発・転移のリスクを考えて、また全摘+再建をお願いするべきだろうか・・・とか、また、前回、手術、入院、自宅療養で、病気休暇をたくさんとって同僚にかなりの負担と迷惑をかけてしまったので、再度ということになれば、仕事を辞めることも考えないといけないかなぁ・・・とか、いろんなことを考えました。

そして、
検査結果は、前回の検査と同じ箇所にのう胞が認められるが、カテゴリー2(「良性」)と判断されるとのことで、とりあえずひと安心です。

でも、やっぱり注射が大っ嫌いな私。今回でお腹に打つリュープリン注射の7回目が終わり、次回7月で8回目。3か月×8回=24か月=2年、てっきりそれで終了だと思い込み、とりあえず確認までに、T教授に、「リュープリン、次回で8回目なので、それで(注射)おしまいですよねー。」と質問をしたところ、リュープリン注射を開始したのが、2011年の11月で、教授の2年間という考え方によると、10月にあと1回やることになりそうです。(えっ)
その答えを聞き、せっかく目の前に見えていたゴールが遠ざかった感じで、ガックリきました。そして、先生の白衣の下に悪魔のしっぽが一瞬見えたような気がしました。 

また、ゆこさんは7月で50歳。なんと半世紀を生きたことになりますが、それと同時にいわゆる閉経期を迎える複雑なお年頃です。今はリュープリンとタモキシフェンで生理が止まっている状態のため、閉経したかのかどうか自分で判断する術がありません。なので、これからも閉経前ということで、タモキシフェンを飲み続けるのか、ホルモン量を検査をする等して、その結果、閉経していたらフェマーラ等のアロマターゼ阻害剤に変えるのかについて関心があったので、教授に質問してみました。
そのお答えは、フェマーラに変更した場合、副作用が激しく出る場合があるらしく(今回、初めて聞きました。)、変更には慎重になる必要があるそうで、私のように年齢的に微妙なケースは、このままタモキシフェンでいくのでいいみたいです。

この1年、タモキシフェンの副作用と思われる、不眠症、うつ、ホットフラッシュ、低体温症をどうにかがんばって克服してきたので、薬を変えて新たな副作用が出現するのはいやなので、このままタモキシフェンでいいと思っています。最近は、朝起きた時の手足のこわばりが半端でなくつらく、関節も筋肉もかっちかっちで、一気に老化が進んでしまったみたいです。当面は、この副作用と戦っていくしかないようなので、血行を良くして、ストレッチに励みます。


2.BCネットワークのタウンホールミーティング@大阪の開催

今月中には、ご案内用のチラシを作成し、来月にはご協力者の皆様のもとに発送するべく、準備を開始したいですが、現実は何も進んでいません。現在公表できる情報は、開催日時、8月3日(土)午後、場所は大阪医療センターのみです。詳細は、追ってお知らせいたしますので、関西方面に在住の皆様、ぜひご予定の確保をお願いします。


★今日のyou tube

笑顔で歩けば、ロマンスの足音!

♪~色 ホワイトブレンド~♪ 竹内まりや
http://www.youtube.com/watch?v=mWlzvqx7F68

White Spring 春の陽ざしに
White Lips 輝き出せば
White Blend 恋が芽ばえそう

リボンが風に踊る 大好きな季節が
涙をはらいのけて 私をきれいにしてくれる
ドライに生きることも 時には必要ね
笑顔で歩けばほら ロマンスの足音 だから


さよなら。 Kyoko ちゃん

今日、出勤したら、悲しいお知らせが届いていました。
大阪で、卵巣がんの治療をしていた、役所の同期のM野さんが、昨日天国へ旅立ってしまいました。

M野さんは、「がんは、治せる時代なんだから、絶対治してみせる」って、ツライ治療にも耐えて、これまでずっとがんばっていました。

神様は、そんなM野さんのことを、きっとみていてくれたはずなのに・・・・
M野さんはまだ51歳。あまりにも早すぎます。

私が乳がんになった時、M野さんも再発・転移で、大変な時期だったのに、私のことを心配してくれて、ずっと話を聞いてくれて、やさしく励ましてくれました。

抗がん剤が効かなくなってしまい、大阪の実家に帰って治療をすると聞いた時、
私は、目の前の自分の手術のことで、余裕がなくて、新幹線で一人大阪に帰るM野さんを見送りにいかなかったこと、今でも後悔しています。

元気になって帰ってくるって信じて待っていました。目黒川に、また一緒にお花見に行こうねって約束したのに・・・。

会いたいよ。とっても会いたいよ。

天国では、病気の苦しみから解放されて、まずはゆっくり休んでね。
私も、がんに負けないように、M野さんのぶんまで、がんばって生きます。

Bye bye Kyoko, my precious friend.

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Today's you tube
Ave Maria by Caccini
http://www.youtube.com/watch?v=LC_R1S1_3mo
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